■あゆみ
三鷹市バレーボール連盟は、三鷹市内在住のバレーボール愛好者がそれぞれ職場、事業所のチームや愛好グループの相互の親睦と、技術の向上を図るために結成された。平成15年に50周年を迎えており、市内の体育団体でも最古参の連盟の一つといえる。
バレーボール連盟は、三鷹市体育協会が設立されると同時に体育協会に加盟した。その頃のバレーボール連盟加盟団体の構成をみると、企業、事業所のチームにより構成されており、当時のチーム名をみると、日本無線、東京精密、東京天文台、富士重工、三鷹市役所、三省堂、川崎タイプライター、国鉄三鷹クラブが主な顔ぶれであった。
現在の加盟団体は、三鷹球友会、京月、三鷹市役所、ラストニンジャ、OLDJAPAN 男子、OLDJAPAN 女子。休止団体は、リカルド、連雀俳球団、大和魂、ナインスターズ。
連盟発足当初は、企業・業所のクラブチームで構成されていたが、昭和43年都下市町村大会のバレーボール種目おいて男子優勝、女子が準優勝し、三鷹市の総合優勝に貢献することができた。そして、市町村大会の優勝を契機に、企業、事業所主体でない社会人や学生のバレーボール愛好者によるクラブチーム設立の話が盛り上がり、鈴木利和、中島昭夫、渡辺絋規氏寺の有志により球友愛好会が昭和43年秋に発足した。
その後、七小開放、北野クラブ等の愛好者によるクラブチームが発足したが、逆に企業、事業所チームは会社方針、景気の影響により次第に解散されていった。
■連盟の活動
連盟の活動の一つとして、昭和46年に第1回の小学校バレーボール(ジュニアバレー)教室を開始し、その後25年間継続された。
球技活動においては、各種大会に連盟抜粋チーム、連盟加盟チームが参加している。
■今後の課題
現状の問題点としては、バレーボール愛好会の減少や指導者の減少によりチーム数が少なくなってきている。このため連盟としては、指導者の育成やジュニアバレーへの育成に積極的な取り組みが課題となっている。