■沿革
三鷹市剣道連盟は昭和32年5月に、当時三鷹警察署で少年指導をしていた加藤伊助先生(昭和53年天然理心流八代目宗家継承)や実業団富士重工の鶴岡泰司先生、医師佐々木建夫先生などが中心となって発足した。平成18年5月には創立50周年を迎え、50周年記念誌を刊行したほか連盟旗(勢欲飛)を制作した。平成20年には髙橋正登会長(六代)が就任、「強くて、楽しい剣道」を合言葉に対外試合の戦績向上と合同稽古会を活発化させることをめざして今日に至る。現在、加盟団体は市内道場・剣道クラブ、実業団剣道部、複数の大学・中学校剣道部など19団体が加盟しており、会員数は一般260名、小中学生80名となっている。
■年間活動
主な活動は年4回の市内剣道大会(少年大会3月・7月、一般大会5月・11月)を主催または主管している。また、三鷹市剣道連盟の事業目的である地域社会の青少年健全育成に関する取り組みについては、毎年東京都ジュニア育成地域推進事業として毎月1回小中学生剣道教室を実施している他、指導者の育成を目的として講習会として審判実技講習会や日本剣道形指導者講習会を定期的に開催している。また東京都シニアスポーツ振興事業として剣道指導講習会も定期的に実施している。これら育成事業の功績を認められ、平成27年度京都教育委員会より体育優良団体として表彰される。
対外試合の成績では、平成26年10月の西東京剣道大会一般の部で平成4年以来22年ぶりの団体優勝を飾ったほか東京都市町村総合体育大会剣道大会、東京都青年大会においても近年一般は上位入賞を果たしている。また、平成29年1月には東京都形剣道大会で三鷹市剣道連盟の小室・東組が四・五段の部で準優勝を果たした。またシニア剣道も盛んであり、東京都生涯スポーツ剣道大会やシニア健康スポーツフェスティバルなどでも多くの選手が上位入賞を果たすなど、生涯剣道に取組み実績も上がっている。
■最近の出来事
平成19年5月 50周年記念大会、記念式典開催、50周年記念誌刊行、連盟旗制作
平成20年7月 三鷹市剣道連盟HP開設
平成21年10月 西東京剣道大会中学生の部団体3位、市町村大会団体3位
平成22年5月 剣道大会(一般の、種目区分改正。同10月西東京剣道大会中学生の部団体3位
平成23年12月 東京都形剣道大会六・七段の部優勝 宮川健(打太刀)
平成24年12月 級位審査会2・3級審査会開始、同10月西東京剣道大会一般の部団体3位
平成25年2月 東京都形剣道大会六・七段の部3位 武井学・武井香、6月東京都年齢別女子剣道大会かきつばたの部優勝山本多可子
平成26年7月 剣道大会中学団体の部を種目追加、10月西東京剣道大会一般の部団体優勝
平成27年度東京都生涯スポーツ優良団体表彰
平成29年1月 東京都形剣道大会四・五段の部準優勝 小室弘樹・東玲子、5月60周年記念手拭製作
平成30年1月 東京都形剣道大会四・五段の部準優勝 下山翔太・尾﨑美優
平成30年12月 東京都形剣道大会四・五段の部準優勝 今野和香子・尾﨑美優
令和元年5月東京都年齢別女子剣道大会ゆりの部優勝吉野チエ子