■紹介
当時市役所内において職員であった鷹取英夫氏によりクラブとして設立、昭和44年4月に体協に加盟し48年を迎えます。在籍者も80名を数え現在に至ります。
■あゆみ
少林寺拳法は勝敗を目的とせず、人間の心身の改造を図る為の手段であり、健康増進・精神修養・護身練胆の三徳を兼備した法です。故に老若男女、学生、社会人を問わず、様々な人々が和気あいあいと修練に励む事の出来る行です。
設立当初は練習場所も一定せず、その時々により場所が変わり、また指導者も少ない状況の中、限りある時間を有効に使い技術を積み重ねていく日々でした。
また当時は現在ほど情報や人材も不足していたため、試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ人材の育成や技術の向上を図っておりました。
支部長も林支部長、鷹取支部長と続き、現在は三代目の河西支部長が「流汗悟道」(汗水流して一生懸命ものごとをやれば、おのずと道はひらける。)の方針のもと、四十年に渡る指導と育成に情熱を注いだ結果、少しずつ人材が育ち、少林寺拳法における支部としての実績と技術の向上に目覚ましい歴史を刻み、現在に至っております。
また今では多くの高段者も輩出するまでになりましたが、それには絶え間ないご支援していただいた吉野会長をはじめ、近隣の少林寺拳法各支部の方々との深く強い絆の賜物であり、近隣支部との合同練習や地域での諸恬動にも繋がっております。
現在は下は小学校低学年から、社会人・熟年者に至るまで、幅広い拳士層が厳しい練習の中にも時として楽しいレクリエーションや懇親会を取り混ぜながら日々新しい歴史の1ページを刻んでおります。
■年間行事
大会や演武会においては各部門での入賞もあり、各自修行の成果の確認たけではなく、これからの励みや自信に繋がっているのは確かなところです。
また、年2回(4月、12月)近隣支部との合同研修会・昇格考試、春・秋には近隣住民の親子を対象とした護身術教室を開催し、地域社会への貢献も実施しております。
この様に三鷹市少林寺拳法連盟の長い歴史において、その活動を支えてこられた関係各位のご尽力とご貢献は以下の形で認められ、表彰されるに至っております。
平成12年 吉野文雄前会長(故人)
都体協より体育功労者表彰
平成13年 鷹取英夫前支部長(故人)
三鷹市教育委員会
平成16年 河西豊現支部長
三鷹市教育委員会
これらの功労と実績は、三鷹市少林寺拳法連盟の活動に対して大いなる自信と勇気、誇りとなっております。
OBの皆様、転勤等によりやむなく三鷹市少林寺拳法連盟を離れられた皆様に改めて御礼申し上げます。